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 おそうじの基本原則
1.おそうじ計画をたてる
 まず、毎日おそうじする場所、週1回程度でいい場所、月1回入念にする場所に分けましょう。毎日のおそうじは短時間でもよいので、必ず実行することが大切です。生活の中に習慣づけていくことが、長続きするコツです。
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2.汚れをため込まないで軽いうちに落とす
 ガスレンジの吹きこぼれ、頑固な汚れやシミ…。
これらの汚れは時間が経ってからでは、落ちにくいものです。汚れに気づいたら軽いうちに、こまめに手早く取り除くことを心がけましょう。また、汚れの種類や状態を知ることも、洗剤や道具を選ぶ上で大変重要になってきます。
3.洗剤や道具の特徴を知る
 洗剤や道具を、汚れと材質に合わせて効果的に使うためには、それぞれの特性や正しい取り扱い方法を知ることが大切です。
 よくわからないときは、影響の少ない洗剤・道具から始めて、汚れの落ち具合や材質への影響を見ながら、徐々に強力なものを試していくようにしましょう。
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4.おそうじ箇所の材質をチェックする
 汚れを落とすつもりが、逆に材質を傷つけたり、変色したり…。
そんな失敗をしないためには、まずおそうじ箇所の素材をチェックすることが大切です。ひとことで床と言っても、フローリング、白木、ビニールなど材質はさまざまです。汚れたからといって、洗剤をつけてふけばいいというわけではありません。材質に合わせた洗剤や道具を使うことが大切です。

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 簡単にできるおそうじ手順
1.「上から下へ」が基本
 ホコリは上から下へ落ちてきます。ですから、おそうじも高いところから始めて、低いところで終わる。そうすることでムダをなくすることができます。「上から下へ」がおそうじの基本です。
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2.「奥から手前へ」で効率よく
 おそうじを効率よくするためのもう一つの基本は「奥から手前へ」。特にワックスがけなどを行うときは、実行しましょう。うっかり手前から先にしてしまうと、ワックスが乾くまで歩けず、時間のムダになってしまいます。
3.洗剤を直接かけない
 汚れは少しでも早く落としたいものですが、洗剤を汚れに直接かけてはいけません。洗剤によっては、材質を傷めるものもありますので、使用するときはスポンジやぞうきんにつけて試してから行いましょう。
4.洗剤・ふき取りは「下から上へ」
 材質を傷めず、使っても大丈夫ということが確認できれば、汚れた部分に、直接洗剤をかけます。
このとき、洗剤は「下から上」へ 塗り、拭き取るときも同じように「下から上」へ行います。上から下へ行うと、液ダレが取れなくなることがあるので注意しましょう。
5.軽い汚れからひどいよごれへ
 材質を傷めたりしないよう、まず、材質に影響の少ない洗剤で軽い汚れを落とし、それでも落ちないひどい汚れは、もう少し強い洗剤を使うようにしましょう。材質に影響がないかをチェックしながら、作業を進めると、大きな失敗が防ぐことができます。
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 汚れの種類と基本的な落とし方




食 品
コーヒー(ブラック)・紅茶・日本茶・ソース・しょうゆ・コーラ・果汁・酒類・味噌汁・ケチャップ など
その他
尿・血液・インク・たばこのヤニ など
落とし方
布に住居用洗剤をつけて汚れの色が布に移らなくなるまで繰り返し拭き取ります。汚れが取れたら、堅くしぼった雑巾などで、洗剤をよく拭き取ります。



食 品
サラダ油・チョコレート・バター など 
その他
油性マジック・クレヨン・ボールペン・口紅・ファンデーション・機械油・接着剤 など
落とし方
布にベンジンまたはシンナーをつけて汚れの色が布に移らなくなるまで繰り返し拭き取ります。汚れが取れたら、堅くしぼった雑巾などで清め拭きをします。
※クレヨンはベンジンの方がよく落ちますが、無色のマニキュア除光液を使っても落とせます。



食品 
ミルク・マヨネーズ・カレー・ミートソース・ヨーグルト など
その他
乳液・汗 など
落とし方
油性と水性の両方の性質をもっているので、まず油性の汚れを落とし、それで落ちなければ水性の汚れ落としをします。
逆にすると落とせる汚れも取れなくなることがあるので注意しましょう。


【洗剤の種類と特徴】
洗剤の種類には、普段よく使う合成洗剤の他に洗浄剤、漂白剤、研磨剤があります。



 主成分は界面活性剤で、汚れの種類にあわせて、アルカリ性・弱アルカリ性・中性・弱酸性・酸性の5段階に分類されます。それぞれに適した汚れには、アルカリや酸が強いほど汚れは落ちやすくなるけれど、反面手肌や材質には強い影響を与えます。合成洗剤を選ぶときは、ラベルに書いてある液性や用途、使用上の注意をよく確認しましょう。
 界面活性剤は、合成洗剤や石鹸など、一般の洗剤の主成分になっているもので、汚れと水を結びつけやすくする働きによって、汚れを材質から離して落とす作用があり、また汚れが再びつきにくくする作用もあります。


 主に酸やアルカリの化学作用で汚れを落とします。キッチン・浴室・トイレなどのしつこい汚れを落とすときに使用されています。カビ取り剤やパイプ用洗剤などがそうです。一般に合成洗剤よりも強力なため、塗装面がはがれたり変色させたりする場合もあるので、使用上の注意をよく確認しましょう。



 シミや汚れの色素を化学反応によって分解し、白さを回復させるもので、酸素を与えて白くする酸化型と酸素を奪って白くする還元型の2種類あります。

酸素系
(酸化型)
塩素系より効き目がおだやか。脱脂力が強く頑固な油汚れに効果的です。配水管の汚れ落としにも効果があります。
塩素系
(酸化型)
漂白力が強いのでカビ汚れに適しています。特にタイルの目地のカビ汚れに効果的です。
還元型

鉄サビ汚れを取る場合などに最適です。塩素系漂白剤や鉄分で黄色に変色したものを元の色に戻す働きもあります。






 界面活性剤に研磨剤を加えたもので、こびりついた汚れをとるときに使われます。粉末とクリームタイプがあり、クリームタイプの方が粒子が細かいので傷がつきにくい性質があります。


原則として、2種類以上の洗剤を混ぜたり、続けて使用しないようにしましょう。
酸性とアルカリ性の洗剤を同時に使うと、中和作用を起こり効果が減少します。
特に、「混ぜるな危険!!」と表示されている塩素系のものと酸性タイプのものは、混ぜると塩素ガスが発生してとても危険ですので、十分注意しましょう。
使用中は換気とゴム手袋を着用しましょう。


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